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2026年1月
  • 夫婦で参列する際の座る位置の正解

    知識

    夫婦で葬儀に参列する場合どのように並んで座るのが正解なのか迷うことがありますが基本的には夫が上座つまり祭壇に近い側や通路側に座り妻がその隣の下座側に座るのが日本の伝統的なマナーとされておりこれは夫を立てるという意味合いだけでなく焼香の際に夫が先に立ち妻が続くという流れをスムーズにするための実用的な配置でもあります。しかしこれはあくまで原則であり例えば妻側の実家の葬儀で妻が喪主を務める場合や故人と妻の方が血縁が濃い場合には当然妻が上座に座り夫はそのサポート役として隣や少し控えた位置に座ることになります。特に妻の父親や母親の葬儀において夫(婿)がどの位置に座るかは悩みどころですが基本的には「子供の配偶者」として実子の次あるいは実子の列の並びに座ることが多く親族席の前方かつ通路から少し入った位置が指定席となることが一般的です。夫婦の間に子供がいる場合は夫子供妻という順番で挟むように座ると子供の面倒を見やすく両側からケアできるため安心ですが子供が小さい場合は通路側に夫その隣に妻と子供という配置にして妻が子供を連れて退出しやすいようにすることも一つの戦略的な座り方です。また一般参列者として夫婦で参列する場合混雑している会場では必ずしも隣同士の席が確保できるとは限らず離れ離れに座らなければならない状況も想定されますがそのような時は無理に二人分の席を探してうろうろするのではなくお互いに目配せをして別々の空いている席に座るのが大人の対応であり式が終わってから合流すれば何の問題もありません。夫婦での参列は二人で一つの単位として見られることが多いため座っている時の姿勢や私語の有無そして焼香時の連携など二人の所作が揃っていることが美しく見えますので事前に「焼香は一緒にするか別々にするか」などを軽く打ち合わせておくと当日席についた時も落ち着いて振る舞うことができるでしょう。